文系大学生と違い、研究などで多くの時間を学業に割くことがある理系大学生は、時間的にきつい面がありバイト選びも時間の使い方を考えなければいけません。
そこで、今回の記事では実際にアルバイトを体験されたライターさんの実体験をもとに、理系大学生におすすめするバイトや理系学生のバイトの選び方を紹介していきます。
理系大学生が勉強と両立させるには
大学生の本分は学業です。ただ、中には勉強がきついながらも両立していかなければいけない理系学生も多いでしょう。
そこで、下記の注意点を守ることで両立をしながらアルバイトを稼ぐことができます。
土日や長期休暇を狙う
理系大学生は講義や座学だけでなく、研究や発表、実習など突発的な用事が入ることが多いです。そこで、まとまった休暇時や土日を使うことで両立をすることが可能です。
授業などに追われてどうしても厳しいという理系学生には、リゾートバイトなどの長期休暇にできるバイトをおすすめします。
シフトの融通がきくバイトを選ぶ
実験や実習によっては、終わりの時間が読めないなんてこともあるでしょう。そんな時は、シフトの融通が効きやすいバイトを選ぶことをおすすめします。
短期バイトに限らず、人が大勢いるバイト先はシフトの融通が効きやすい傾向にあります。また、大手チェーン店など仕事がある程度決められており、システム化しているお店もシフトの融通が効きやすいでしょう。
短期、短時間のバイトを選ぶ
他には、週1だけや3時間だけといった短期、短時間バイトを選ぶ選択肢もあります。下記は短期バイトと週一から始められるバイトだけを集めた記事になっています。
参考にしてみてください。
理系大学生におすすめのアルバイト6選【研究室】
バイト名 | おすすめの理由 |
ファストフード店 | シフトの融通が利く |
個別指導塾 | 知識のブラッシュアップ |
家庭教師・塾講師 | 時給がいい |
イベントスタッフ | シフトの融通が利く |
試験監督 | 割りがいい |
助手 | 知識の再確認 |
1.24時間営業のファストフード店、コンビニ
仕事内容
24時間営業のお店でのアルバイトをおすすめしたいかというと、理系の学部に進んだ大学生の場合、研究室に入ったあとは時間帯に融通がきくアルバイトでないと、続けられなくなる可能性が高いからです。
たとえば、塾講師のような、子どもたちの放課後の時間帯にしか営業していない職場でアルバイトをしようと思っても、機械や実験の都合によってスケジュールは24時間体制で変わるはずですから、塾の時間帯に毎日研究室から帰れるとは考えにくいです。
4年生にもなれば、機械に14時間張り付いて朝方家に帰り、機械の処理が終わる昼過ぎからもう一度研究室にやってくる可能性も高いですよね。
そういった先のことまで考えると、都合に合わせてある程度シフトを夜勤、日勤、準夜勤などで調整することができる24時間営業のお店は、アルバイトと学校を両立させるのには最適だといえるでしょう。
コンビニバイトを理系大学生におすすめする理由
- シフトの自由がきく
2.個別指導塾
個別指導講師は、理系大学生におすすめしたいバイトです。おすすめの理由は3点あります。
まず一つ目は、塾業界では理系講師は比較的少数であるため、担当を持たせてもらいやすいことです。
個別指導の場合、生徒が少ないと思ったより授業を割り振られないこともありますが、理系科目を教えられる講師は文系科目よりも少ないため、授業が回ってきやすいです。
当然、その分稼ぎも多くなりますし、中高生と話すのが苦でなければ、いろいろな生徒を持てると楽しいものです。
二つ目は、理系科目の知識の再確認ができる点です。大学に入ると専門的な学習をすることが多くなりますが、高校までに習った基本的な考え方が身についていないと、ついていくのも大変です。
しかし、個別指導講師として教える立場になると、まず自分が基本を深く理解していないとならないため、自然と理解が進んでいきます。
三つ目は、いろいろな大学生と仲良くなれることです。個別指導講師をやるような大学生は、人や子供が好きであったり、配慮が非常にうまい人だったり、こだわりを持っているような面白い人が多くいます。
個別指導講師を理系大学生におすすめする理由
- 担当をもたせて貰いやすい
- 知識のブラッシュアップ
- 大学生と仲良くできる
3.家庭教師、塾講師
「大学生におすすめしないバイト」として紹介されている塾講師ですが、忙しい理系大学生にはおすすめです。
理科や数学といった教科に苦手意識を抱く生徒も多く、理系の大学に通っているとバイトの面接にも有利です。また何より他のバイトと比べ賃金もいいんです。
働く時間も主に夕方以降からとなり、大学の講義が終了してから余裕をもって働くことができます。働く場所も比較的駅の近くなどが多く、便利なことが多いのが利点です。
もちろん生徒の保護者が金銭を支払っているので成績への効果はある程度義務としてありますが、それは金銭をもらっている以上どんな仕事でも責任は同じです。
私が働いていた塾は就業中はスーツの着用が義務付けられ、少し窮屈な思いをしましたが、大学を卒業し就職をした後その時にスーツに慣れておいたため周囲の新卒社会人のようにスーツに対する窮屈だ苦しいなどの愚痴は言わずにすみ助かりました。
塾講師、家庭教師を理系大学生におすすめする理由
- 時給がよく、シフトが自由
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4.イベントスタッフ
仕事内容
ライブやトークショーなどのイベントスタッフのアルバイトは、シフト制ではなく単発で働ける場合がほとんどです。
忙しいときはバイトをセーブできますし、時間があるときには数日間連続で行われるイベントに入ることもできます。土日や夏休みに仕事が多いため、研究と両立しやすいのも特徴です。
また、仕事内容は設営などであればハードな場合もありますが、他のアルバイトと比較すると日給が高い場合が多いです。
日給1万円以上のアルバイトもたくさんあるので、研究が休みの日に集中的に稼ぐことができます。
- 長時間働けない
- 長期休暇に集中して稼ぎたい
- いつも決まった曜日に働けない
そんな方には、イベントスタッフのアルバイトはうってつけですよ。
イベントスタッフなら、裏方としてですが、いろんなイベント会場に入ることができます。芸能人に会えたり、イベントの裏側を覗けたりして、学生時代の良い思い出になりますよ。
イベントスタッフを理系大学生におすすめする理由
- シフトが自由で研究と両立しやすい
5.試験監督
仕事内容
ほとんどが土日、祝日に行われる試験や模試の試験監督ならば理系大学生にも負担無くバイトが出来ます。
試験監督のバイトは、ほぼ1日中のバイトとなりますが、仕事内容も非常に簡単です。朝8時に集合場所に集まり、一通りの説明を聞き、試験時間までにプリントや解答用紙を人数分席に配ら終えたら、後は試験開始時間を待ちます。
受講生を席に案内して時間がきたら、試験開始を告げます。試験中は不正行為の監視と、質問があれば可能な範囲で答えるだけの仕事となります。
試験終了の時間になったら、解答用紙を回収し、名前や受講番号等の記入漏れが無いかサッと確認します。この繰り返しで一通りの試験が終わると解答用紙を整理して提出すれば仕事終了です。
だいたい、時給で1300円〜1500円になり、1日の拘束時間が6〜8時間なので日当7800円〜12000円程になります。
試験監督を理系大学生におすすめする理由
- 祝日に開催され、楽なバイト
6.理科実験教室の補助(理系大学生のバイトの研究室)
仕事内容
理科実験教室とは、近年、一部の学習塾が運営している、小中学生を主に対象にした実際に実験を行う習い事のことです。おすすめする理由は、2点あります。
1点目は、自分の知識を再確認できることです。
小中学生に基本的な実験操作を説明したり、実験が安全に進行するように観察したりすることで、普段何気なく行っている作業について、改めて振り返ることができます。
小中学生への指導を通して、自分のやり方の不適切さに気がつき、学びの機会になることも時にはあります。
2点目は、給料がいいことです。
具体的な時給は、教室の形式や校舎によりますが、個別指導塾の講師よりは貰えます。場合によっては、集団授業の講師と待遇が同じ位になります。
理科実験教室を理系大学生におすすめする理由
- 時給がよく、知識を再確認できる
まとめ【理系大学生におすすめするアルバイト】
バイト名 | おすすめの理由 |
ファストフード店 | シフトの融通が利く |
個別指導塾 | 知識のブラッシュアップ |
家庭教師・塾講師 | 時給がいい |
イベントスタッフ | シフトの融通が利く |
試験監督 | 割りがいい |
助手 | 知識の再確認 |
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