大学生や社会人がダブルワーク(wワーク)をする場合、履歴書の職歴欄をどのように書いたらいいのか迷うことはないでしょうか。
そこでこの記事では、掛け持ちでバイトをする場合の履歴書の書き方をご紹介します。
アルバイトの掛け持ち(ダブルワーク)の書き方の例【履歴書の職歴欄】
下記のように3パターンに分けてダブルワークの職歴欄の書き方をご紹介します。
- 大学生が掛け持ちでバイトに応募する場合
- 正社員の仕事で土日や空いている時間にダブルワークする場合
- 過去、掛け持ちでバイトをしていた場合
1.大学生が掛け持ち(wダブルワーク)でアルバイトに応募する場合
職歴
カフェ「マロン」アルバイト入社 現在もアルバイトスタッフとして在職中
職歴欄には、すでにアルバイトをしていてまだ続けていることを書きましょう。
また、「志望動機」の欄にダブルワークの旨を記載する他に、事前にダブルワークをしていても問題ないかメールか電話で問い合わせるといいでしょう。
2.正社員の仕事で土日や空いている時間にダブルワークする場合【在職中のケース】
職歴
マロン株式会社 入社 現在も正社員として在職中
職歴欄には、すでに正社員として勤務している旨を記載しましょう。
政府が年度内に副業解禁に踏み切りますが、ルールが浸透するには時間がかかり、実際問題企業によって推奨しないケースも大いにあります。
企業との問題を避けるために、事前にダブルワークをする旨を面接前や面接時に伝えるようにしましょう。というのも、1日8時間以上勤務すると、残業代が発生し、8時間以上労働させた方がその残業代を支払う義務が生じます。
詳しくは「完全解禁、「届出制」、「許可制」-いずれを選択する? 不景気下における従業員の副業・アルバイトをめぐる法的諸問題」をご覧ください。
3.過去、掛け持ちでアルバイトをしていた場合
職歴
カフェ「マロン」アルバイト入社 (2014年4月に退社)
漫画喫茶「ロマン」アルバイト入社(2014年8月に退社)
職歴欄には、過去バイトを掛け持ちしていた旨を記載しましょう。
もしくは、下記のように時系列を記載すると、分かりやすくなります。
職歴
カフェ「マロン」アルバイト入社
カフェ「マロン」退社
漫画喫茶「ロマン」アルバイト入社
漫画喫茶「ロマン」退社
分かりやすい方を好みで選ぶといいでしょう。
ダブルワーク(wワーク)と履歴書に記載すべき3つの理由
ダブルワークをする旨は、履歴書に記載すべき理由は下記のように3つあります。
- 余計なトラブルを失くせる
- やる気を採用担当者に伝えられる
- 事前に副業可能な企業か確認するため
1.余計なトラブルをなくせる
上記でも紹介したように、残業代の支払いが課せられるケースがあります。
あとで残業代の請求をすると、「そんなこと聞いていない」とトラブルのもとになるのは明らかなので事前に伝えるようにしましょう。
2.やる気を採用担当者に伝えられる
ダブルワークを希望する人は、得てして経済的に困っている人やなんとしてでも稼ぎたい人が多いのが現状です。
こうした方は、一生懸命に働くのは当たり前ですが、積極的にシフトに入ってくれる傾向にあります。未経験者よりもやる気をアピールできるのは確実ですので、自己申告するようにしましょう。
3.事前に副業可能な企業か確認するため
当たり前ですが、掛け持ちを禁止している企業や推奨しない人事担当がいるのも事実です。
この辺の規律は企業によって異なるため、履歴書に「wワーク希望」と記載するだけで向こうからフィルターを掛けてくれるます。事前に電話で確認するだけでも無駄な手間が省けます。
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